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モルモットは菜の花を食べても大丈夫?菜の花の与え方と注意点まとめ

春の訪れとともにスーパーに並ぶ「菜の花」。ほろ苦く香り高いその味わいは、季節を感じさせる食材です。

そんな菜の花、道端で見かけることもありますが、今回は実家の庭に咲いているのを発見しました!

もしこの菜の花をモルモットのおやつにできれば、おやつ代の削減につながります。

でも、本当のところモルモットにも菜の花を与えていいのでしょうか?

本記事では、モルモットと菜の花の相性や注意点、飼い主さんに向けたすすめレシピまで、幅広くご紹介します。

モルモットは菜の花を食べても大丈夫?

結論から言うと、「菜の花はモルモットが食べても大丈夫」です。

菜の花はアブラナ科の野菜で、小松菜やキャベツと同じ分類に入ります。

栄養も豊富で、ビタミンCや食物繊維がたっぷり含まれています。

ただし、モルモットに初めて与える際は、少量からスタートした方が良いでしょう。

食べ慣れていない食品を一度にたくさん与えると、下痢や食欲不振を引き起こすことがあるため注意が必要です。

菜の花の栄養とモルモットへのメリット

菜の花には、モルモットにとって大切な栄養素であるビタミンCが豊富に含まれています。

モルモットは体内でビタミンCを合成できないため、日常的に補う必要があります。

また、食物繊維が腸内環境を整えてくれるほか、抗酸化作用のあるβカロテンや鉄分も含まれており、体調維持にも役立ちます。

ただし、カルシウムも多く含まれるため、結石のリスクがある個体には注意が必要です。

モルモットに菜の花をあげるときの注意点

まず大前提として、菜の花は生で与えてください。加熱するとビタミンCが失われてしまいます。

また、道端に咲いている菜の花は排気ガスや犬のおしっこで汚れている可能性がありますし、市販の菜の花には農薬が付着している場合があるため、流水で丁寧に洗ってから与えましょう。

量は葉を1〜2枚程度から始め、様子を見ながら調整します。

週に2〜3回程度が適量で、毎日の与えるのは避けた方が良いでしょう。

他の野菜とローテーションしながら栄養バランスを取ることが大切です。

部位与えてOK?注意点
やわらかく消化しやすい。苦味があるので少量から。
硬めなので細かく切るか、若く柔らかい部分を選ぶ。
苦味がややあるが彩りも良く食いつきが良い子も。

菜の花の代わりになる野菜は?

菜の花のようにビタミンCが豊富で、モルモットにおすすめの野菜をいくつかご紹介します。

小松菜やチンゲンサイはアブラナ科で栄養価が高く、モルモットも好む傾向があります。

また、赤や黄色のパプリカはカルシウムが少なく、ビタミンCが多いため頻繁に与えても安心です。

その他、ブロッコリーの葉やにんじんの葉などもモルモットが好む食べ物です。

モルモットもアレルギーを持っている場合があります。新しい食品を与える際は、少量から試して健康に害が出ないか確認してください。

以下は、モルモットにおすすめの「菜の花の代わりになる野菜」をビタミンC量・カルシウム量・与える頻度の目安で比較した表です。

菜の花も含めて比較しやすくしています。

ご自宅のモルモットのおやつを選ぶ際に参考にしてみて下さい。

野菜名ビタミンC含有量(mg/100g)カルシウム量(mg/100g)特徴・注意点与える頻度の目安
菜の花約130約160ビタミンC豊富だがカルシウム多め。アブラナ科。週2〜3回まで
小松菜約39約170栄養バランス◎だがカルシウム高め。アブラナ科。週2〜3回まで
チンゲンサイ約24約100小松菜よりカルシウム少なめ。食いつきが良いことが多い。週2〜4回まで
赤パプリカ約170約7ビタミンC最強。カルシウムが少なく毎日でもOK。毎日OK(少量ずつ)
黄パプリカ約150約9赤とほぼ同等。彩りもよく、食欲増進に◎。毎日OK(少量ずつ)
ブロッコリーの葉約89約48栄養価高く、花部分よりカルシウム少なめ。週2〜3回まで
にんじんの葉約20約40葉のほうが根より栄養豊富。やや苦味があるので様子見て。週2〜4回まで
サラダ菜約18約35食感が柔らかく初心者向き。水分多め。毎日OK(他と組み合わせ)
ルッコラ約15約160風味が強く好みが分かれる。カルシウム多いため控えめに。週1〜2回まで
きゅうり約14約26水分補給に◎だが栄養価は低め。夏に活躍。週に数回まで(補助的に)

我が家のモルたちは、サラダ菜とパプリカ、チンゲン菜が大好きですね♪

実際に菜の花をモルモットにあげてみた結果!

実家の庭に咲いていた菜の花を分けてもらったので、良く洗ったあとでルモットに与えてみました。

菜の花を与えるのは初めてなので、食べてくれるかドキドキです。

菜の花を与えた際の状況を写真でご紹介していきます。

食器の左に菜の花を入れて右にはいつも食べてる野菜を入れています。

食いしん坊な小梅ちゃんがさっそく菜の花の匂いを確認しています。

しばらく匂いを嗅いでいましたが、結局、菜の花は食べませんでした。

小梅ちゃんがいつもの野菜を食べ始めた頃、ひよりくんが菜の花に近づきます。

小梅ちゃんと同じように、匂いを嗅いで確認。

結局、ひよりくんも菜の花を食べませんでした。

最終的にいつもの野菜は、ほぼ無くなっていますが、菜の花は全く減っていません。

だれも食べなかったみたいです。

結論としては、菜の花はモルモットに与えても良いが、我が家のモルモットは食べなかったになります。

初めての食べ物は敬遠するみたいですね。

人間も食べて大丈夫!菜の花のおすすめレシピ

菜の花はモルモットだけでなく、私たち人間にとっても栄養価の高い旬の食材です。

モルモットが食べなかったら、調理して飼い主さんが食べても良いかもしれませんね。

おすすめは、菜の花とベーコンのガーリックソテー

軽く塩ゆでした菜の花をオリーブオイルとにんにく、ベーコンで炒めるだけで、苦みが和らぎ香ばしい春の味が楽しめます。

春の食卓にぜひ取り入れてみてください。

菜の花とベーコンのガーリックソテーの材料【1人分】

材料分量
菜の花150g
ハーフベーコン1~2枚
にんにく半~1片(好みに合わせて)
少々
こしょう少々
オリーブオイル大さじ1/2

菜の花とベーコンのガーリックソテーの作り方

行程内容補足
🔪 下ごしらえ菜の花ざく切り、茎は縦半分。ベーコンひと口大、にんにくをみじん切りにする。食材の準備
🍳 炒め①フライパンにオリーブオイルを入れて、にんにく炒める。香りが立つまで
🥓 炒め②ベーコン+菜の花の茎を投入し炒める。火が通るまで
🌿 炒め③菜の花の葉を入れてさっと炒める。仕上げ
🧂 味付け塩・こしょうで調味味見して調整

まとめ

菜の花は、モルモットにも人間にも嬉しい栄養が詰まった春の味覚です。

正しい知識を持って、モルモットには少量を慎重に与えてください。

また、私たち人間も料理として食べることが出来るので、食卓に春を添える形で取り入れてみても良いかも知れませんね。

モルモットと一緒に季節を感じながら過ごす時間は、飼い主さんにとっても癒しのひとときになるでしょう。

ぜひ、安全な範囲で菜の花をモルモットの食生活に取り入れてみてください。

菜の花以外の食品については別の記事で紹介しています。モルモットにおやつを与える際の参考にしてみて下さい。

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