広告 モルモット モルモットの介護 モルモットの健康 小動物の病気

モルモットの顎下腫れの原因とは!パスツレラ症の治療費と経過報告

先日、我が家のモルモット「春太くん」の顎下が、ぷっくりと腫れていることに気づきました。

急いで数日前に撮影した動画を確認しましたが、その時点では腫れは見られません。

発見したのは夜間だったため、翌日に病院へ行こうと思ったものの、その日は祝日で休診…。

結果として、腫れの発見から2日後に病院を受診することになりました。

その間にも、春太くんの顎下の腫れは目に見えて大きくなり、顔の輪郭が変わっていくのが分かりました。

モルモットの健康は、日々の観察と異常の早期発見が命を守ります。小さな体だからこそ、わずかな変化が命に関わることもあります。

本記事では、春太くんの症例をもとに「モルモットの顎下の腫れ」の原因、診断、治療経過、そして予防のポイントをまとめて紹介します。

発見から受診までの経緯

春太くんの異変に気づいたのは、夜間の給餌中のことでした。

少し前から食事量が減っていたため、時間を分けてシリンジで給餌していました。

ふと顔を見ると、左右のバランスが微妙に歪んでいるように感じ、不安になって顎下に触れてみると、明らかにコリコリとしたしこりがあります。

熱感はなく、痛がる様子もありませんが、かみ合わせが悪くなっているのか、食べる速度が落ちていました。

以前、飼育していたファンシーラットにも似た症状が出たことがあり、その時は癌だったため、「これはマズい!」と直感しました。

しかし、翌日は祝日で休診日だったので、やむを得ず、1日置いての受診となりました。

診断と原因

腫れの発見から2日後、朝一番で病院を受診しました。

お盆前の最後の診察日ということもあり、病院の前には開院前から多くの飼い主さんが並んでいました。

早めに到着したものの、順番は9番目。気持ちは焦りますが、待つしかありません。診察では、まず視診と触診が行われ、腫れた部分から膿を採取して細菌培養検査を実施。

その後、検査結果が出るまでの間にレントゲン撮影を行い、顎下の状態を確認しました。レントゲンには、顎下に丸いピンポン玉のような影が映っており、内部は水分で満たされていることが判明!

肉や骨ではないため、腫瘍の可能性は低いと判断されました。検査の結果、「Pasteurella multocida(パスツレラ菌)」による感染と診断されました。

腫瘍や癌ではなかったことに、まずはひと安心です。

治療の内容

診断後、そのまま腫れた部分を切開し、内部の膿を排出する処置が行われました。

局所麻酔のもと、腫れた部分に小さな切り込みを入れ、生理食塩水で丁寧に洗浄。可能な限り膿を取り除きます。

処置中は保定されていましたが、春太くんは比較的落ち着いており、暴れることもありませんでした。

洗浄後には抗菌薬が投与され、自宅でのケアとして、投薬と患部の観察が指示されました。

摘出した膿を見せてもらったところ、白く粘度のある“チーズ状”で、少し血が混ざっていました。

かかった費用

今回の受診では、おおよそ1万円ほどの費用がかかりました。

事前に調べた情報では、3~5万円ほどかかるケースもあるとのことだったので、想像以上に安く済んだことに驚きました。

添付しているのが実際のレシートですが、切開と洗浄の処置がまとめて1,000円となっており、その金額には正直衝撃を受けました。

今後も処置は継続していくため費用は変動しますが、こうして良心的な病院に出会えたことは、本当にありがたいことだと感じています。

過去には、ハムスターの脱毛で受診したらレントゲンからエコー、血液検査まであらゆる検査をして、受診料が2万円を超えたうえに、お高いフードまで売りつけられた病院があるので病院選びはとても大切です!

飼い主として学んだこと

今回の件で改めて痛感したのは、「早期発見・即受診の重要性」です。

モルモットに限らず、ペットに異常を発見した際、状態に確信が持てず数日様子を見ようと考えることもあります。

しかし今回の場合、もし数日間様子を見てしまっていたら、膿がさらに拡大し、食事量の低下や不正咬合が進み、命にかかわるところまで影響が及んでいたかもしれません。

顎の腫れは歯根膿瘍や頸部リンパ節炎など、他の病気でも起こるため、原因を特定するには細菌培養検査やレントゲンなどの診断が不可欠です。

現在ではインターネットでさまざまな情報を得ることができますが、正確な病名を確定させるためには病院受診が欠かせません。
自分の中だけで病名を決めてしまうことなく、専門家の検査を受けることを心がけましょう。

また、日常的なスキンシップや抱っこの際の軽い触診を習慣化することで、小さな変化にも早く気づくことができます。

日々のお世話の中で状態の変化を意識することも大切です。

春太くんの症例とパスツレラ症に関する補足情報

春太くんの症例体験談

冒頭でも記述しましたが、我が家のモルモット・春太くんの顎下が、指先で触れると明らかに腫れていることに気づきました。

すぐにでも受診したかったのですが、祝日が重なったことで、発見から2日後に動物病院を受診することになりました。

診察の結果、原因はパスツレラ菌による感染性の膿瘍と判明し、腫れた部位を切開し、膿を排出・洗浄する処置が行われました。

幸い、早期発見と迅速な治療により、春太くんは体調と食欲を取り戻しつつあります。

今回の経験から、顎下の腫れは小動物にとって重要な健康異常のサインであり、発見から治療までのスピードが命に関わることを痛感しました。

顎下の腫れの主な原因一覧

原因名説明
パスツレラ症細菌感染による膿瘍や呼吸器症状を引き起こす。人に感染する可能性もある。
歯根膿瘍奥歯や切歯の歯根に細菌が入り込み膿がたまる。噛み合わせや歯の異常が原因となる。
リンパ節炎首周囲のリンパ節が細菌やウイルス感染で腫れる状態。
腫瘍良性または悪性の腫瘍が顎下に発生する場合がある。
外傷感染ケージ内での怪我や他個体との喧嘩による傷口から感染する。

パスツレラ症とは

パスツレラ症は人獣共通感染症のひとつで、犬・猫・鳥類・ウサギなど、幅広い動物で発生します。

モルモットの場合、ほかの個体や環境から菌が侵入し、呼吸器症状や皮下膿瘍を引き起こすことがあります。

ただし、顎の腫れが必ずしもパスツレラ症によるものとは限らないため、原因を特定するには検査が必須です。

予防方法

予防には、清潔なケージ環境の維持、定期的な爪切り、給餌時の健康チェックが有効です。

多頭飼育の場合は、異常に気付いた時点で速やかにケージを分け、使用していた水飲みや食器などを洗浄して病気の拡散を防ぎましょう。

人への感染リスク

パスツレラ症は、人に感染する可能性もあります。

患部や膿に触れた後は必ず石けんでの手洗いを徹底してください。

特に傷口から感染すると、その部分が腫れたり膿んだりすることがあるため、十分な注意が必要です。

早期発見と即受診の大切さ

今回の経験から強く感じたのは、「少しでも異常を感じたら、すぐに動物病院を受診することの重要性」です。

顎下の腫れはパスツレラ症だけでなく、歯根膿瘍や頸部リンパ節炎など多くの病気で見られる症状です。原因を正確に特定するには、細菌培養検査やレントゲンなどの診断が欠かせません。

モルモットのような小さな動物は病気の進行が非常に早く、数日の遅れが命に関わる場合もあります。

自己判断で様子を見続けるのではなく、早めの受診がペットを守る最善の方法です。

日常チェックで守れる命

普段からスキンシップや抱っこの際に軽く触診を行い、わずかな変化にも気づけるようにしておきましょう。

日々の健康観察が、早期発見と迅速な対応につながります。

小さな体のサインを見逃さないことが、愛する家族を守る第一歩です。

まとめ

本記事では、モルモットの春太くんに起きた顎下の腫れと、受診結果、その後の処置についてご紹介しました。

筆者の家では、このところモルモットに関する不安定な状況が続いています。

小梅ちゃんとのお別れに続き、春太くんにも新たな病気が発覚…。日々のお世話の中で状態を観察していても、予想外の出来事は頻繁に起こるものです。

今回、春太くんは早期発見と迅速な処置により、体調や食欲がだいぶ回復してきました。


この経験を通して、顎下の腫れは小動物にとって顕著な健康異常のサインであり、その原因は一つではなく、細菌感染・歯根膿瘍・リンパ節炎・腫瘍など多岐にわたることを改めて理解しました。

「少し腫れているかも…」と感じたら、迷わず動物病院を受診することが、愛するペットを守る最善の方法といえるでしょう。

特にハムスターやモルモットのような小さな体の動物は病気の進行が早く、一刻の猶予も許されません。

これからも春太くんとの日々を大切に、毎日のスキンシップと健康チェックを欠かさず続けていきたいと思います。

この記録が、同じように小動物を飼っている方の参考になれば幸いです。

追記(再診情報)

春太くんの症状は、何度か通院して処置を受ける必要があるため、再受診時の状況とかかった費用を追記していきます。

2025/08/14に追記

初回受診の8月12日から2日後に、処置(切開箇所の洗浄と膿の排除、化膿予防の注射)のために再度診察する運びとなりました。

これは初回受診時に先生から指示されたもので、経過観察と再び溜まった膿への対応、化膿予防が目的のようです。

パスツレラ症は、一度膿を排出しても終わりではなく、しばらくは処置を繰り返す必要があるとのことです。

次回も2日後に受診する予定です。

今回の費用は処置費用のみで、およそ1,200円でした。

2025/08/16に追記

春太くんの受診は継続中です。8月16日に再度通院となりました。

先生に診てもらったところ、回復はしているものの、まだ少し膿が残っているとのことでした。

引き続き、処置として切開箇所の洗浄と膿の排除、さらに化膿予防の注射が行われました。次回も2日後に受診することになっています。

春太くん自身は、顎下の腫れがひどかった時には食事が困難でしたが、現在は硬いフードやチモシーも食べられるようになってきています。

食欲の改善に伴い運動量も増え、隔離しているケージ内で元気に動き回る姿が見られます。

外に出たがる様子もありますが、まだ感染の危険が残っているため、隔離は継続しています。

今回の受診費用も1265円でした。

2025/08/18に追記

前回の処置から2日後の8月18日、春太くんを病院に連れて行きました。

まだ膿は出ていますが、その量はかなり少なくなってきているとのことです。

処置にかかる時間も短くなり、顎まわりの状態はほぼ元通りに回復しており、春太くん自身も元気を取り戻してきました。

食事も以前のようにチモシーやペレットを中心に戻りつつあり、野菜や果物の摂取量も通常通りになってきたので安心しています。

さらに、うんちの状態や量も正常に戻っており、全体的に快方へ向かっている様子です。

まだまだ、通院は続きますが、これからもしっかり対応していきたいと考えています。

2025/08/20に追記

8月20日の受診で少し変化がありました。

膿のたまり具合が少なくなっているため、2日に1度の受診から3日に1度の受診に変更となり、状態の経過を観察することになりました。

毎日の服薬と2日に1度の処置で、春太くんの状態はかなり改善しています。

ご飯やおやつもたくさん食べてくれているので、ひと安心です。

ここからさらに状態が良くなっていくとありがたいです。

ちなみに費用は変わらず1265円でした。

少しの腫れと、かさぶたが気になりますが、とても元気です!

2025/08/23に追記

春太くんのパスツレラ症の症状は、ゆっくりではありますが改善しています。

これまでは2日に一度の受診でしたが、現在は3日に1度の受診となりました。ただし、膿はまだ出ているため処置は継続中です。

そして、これまで公表していませんでしたが、うさぎの「きなこくん」も毛球症と風邪を患っており、春太くんと一緒に病院へ通っています。

さらに、病院受診はしていませんが、セキセイインコの「空ちゃん」も便秘があり、自宅で処置を続けています。

複数の動物を迎えて飼育していると、このように同時に体調を崩すケースもあるため、あらかじめ想定しておくことが大切です。

動物も年齢を重ねると人間と同じように体調を崩しやすくなります。

「病気や怪我」という出来事も、「お別れ」と同じように常に意識しておきましょう。

ちなみに今回は、春太くんときなこくんの処置が重なったので、少し費用が高くなっています。

8月に入ってから、小梅ちゃんとのお別れや春太くんのパスツレラ症、きなこくんの体調不良、空ちゃんの便秘と次から次にトラブルが発生!エアコンで室温や湿度を管理して、毎日体調の確認をしていても体調不良は起こるものです。やはり早期発見と病院受診が大事ですね…。

2025/08/28に追記

前回の受診から5日が経過しました。

今回の受診でも、春太くんの顎にたまった膿の抜き取りと、その後の洗浄処置が行われました。

自宅で確認した際にも感じていましたが、膿のたまり具合はかなりゆっくりになってきています。

先生からも「状態がかなり良くなっている」とのお言葉をいただき、一安心しました。

次回の受診も5日後で良いとのことで、今後の春太くんの健康に希望が持てた、嬉しい一日となりました。

また、春太くんの前歯が伸びてきていたため、前歯のカットもしてもらいました。

今回の費用は、処置と前歯のカットを合わせて¥1,815でした。

2025/09/27に追記

前回からおよそ1ヵ月が経過した春太くんの状態ですが、概ね病状は落ち着いているものの、完治には至っていません。

先生のお話では、菌が骨まで入り込んでおり、完治は難しいとのことで、今後は処置を続けながら経過を見ていくことになるそうです。

そのため、現在は週に1回の処置のために通院しており、1回あたりの処置費用は1,265円です。

また、月に一度は薬を購入する必要があります。

今後は大きな変化があった際に、改めてご報告させていただきたいと考えています。

異変発見後すぐに受診したのですが、意外と病気が進行していたみたいです。早期発見・早期治療の重要さが分かります。

-モルモット, モルモットの介護, モルモットの健康, 小動物の病気
-, ,