みなさんは、ねこ派ですか?それとも犬派ですか?
筆者はむかし実家で犬を飼っていたこともあり、これまでずっと「犬派」でした。
ねこに対しては「自由気ままで、あまり懐かない」というイメージを持っていましたし、生活するなかで接点がなかったので、強く意識することはなかったのです。
しかし、そんな筆者の考えを大きく変える出来事が起きました!
今回は「もふぱら」番外編として、年末年始の帰省で起きた「とある出会い」と、筆者の敗北についてお話しします。
実家の庭で起きた「襲撃」事件
タイトルは大仰ですが、結果から言うと、久しぶりに訪問した義実家で、「ねこ」に突撃されました。
このねこ、実は、義実家で飼育しているねこではありません。元は、他の家で放し飼い?放置されていた、いわゆる地域猫のような状態のねこでした。
ほぼ完全に放置され、ご飯も食べられていなかったのか、ガリガリにやせ細っていたのを見かねた義父がご飯を与えたところ、玄関先に居ついてしまったのだそうです。
そして、この年末に義実家を訪問した際に、見事に遭遇したわけです。流れはこんな感じ…。
義実家に到着して、駐車場に車を入れた筆者が降りると、玄関の方から見たことのないねこが凄い勢いで走ってきました。
「えっ、なに!?」
と驚く筆者を気にもとめず、ねこは頭と体をグイグイと擦り付けてきたのです。 義母が慌ててやってきて「ごめんね!」と引き剝がそうとしましたが、ねこは全力で抵抗!
それどころか、筆者の脚に爪を立て上の方によじ登ってくるではありませんか。 どうやら「抱っこしろ!」と強烈に要求しているようです。
めちゃくちゃ爪を立てて登って来るので、筆者のズボンも上着もガッツリ穴が開いてしまいました。
見てください、この必死な形相。遠慮という言葉を知らないようです。

義母はオロオロしていましたが、筆者の感想はただただ… 「かわいい…!」 それだけでした。
痛みよりも愛しさが勝ってしまった瞬間です。
なぜ、こんなに懐いているのか?
結局、ねこを抱っこしてしばらく「なでなで」していたのですが、あんなに大騒ぎしていたのが嘘のように、ねこは大人しくなりました。
正直、このねこがこれほど懐いているのかは謎です。
数分後にはこの表情。さっきの野生味はどこへ?完全に骨抜きにされました。

前述のように、この子、もともとは他の家で飼われていたねこで、ネグレクト(飼育放棄)に近い状態で放置され、ご飯も満足に食べていなかったとのこと…。
「見るに見かねて」義実家でご飯をあげ始めたのが、義実家に居ついたきっかけらしいのです。
最初はガリガリだったねこも、義実家でご飯を食べ、玄関前に設置されたハウスでゴロゴロしているうちに、ほどよく太り、義実家を訪問して来る人に甘えるようになったのだとか。
ハウスを設置され、定時にご飯をもらい、隙があれば抱っことなでなでをねだる…。この子は、もはや義実家のねこなのでは?
家にお迎えできない理由
半分以上、義実家のねこと化している「この子」ですが、「そんなに可愛くて、そこまでお世話するなら、家に入れるか、筆者が連れて帰って飼えばいいのに…」そう思われる方もいるかもしれません。
ねこの健康を考えると、家の中で飼育した方が良いのでは?と筆者も考えたのですが…。
しかし、このねこを義実家の中に入れて飼うにしても、筆者が連れて帰るにしてもいくつか大きな問題があるのです。
一番大きいのは、このねこの『所有権』の問題でしょう。ほぼ、ネグレクト状態で放置しているとはいえ、元の飼い主さんが所有権を放棄しているのかは不明です。もしかしたら、『放し飼い』のつもりなのかもしれません。
その場合、勝手に家に入れてしまうと、こちらが「窃盗」に問われてしまう可能性があります。
ならば、元の飼い主さんと話をすれば良いと思うのですが、どうにも不在なことが多いうえ、とても気難しい方らしく話をするのも難しいようです。
現在の状態については、あちらも把握しているらしく、あくまでも『義実家の玄関前にあるハウスに勝手にねこが入っているだけ、ご飯も置いてあるものを勝手に食べているだけ』という形で納得しているらしいのですが…。
ひとつの団地の中で起きている、ご近所の問題なので筆者が口出しすると、余計に揉めそうな気配もあるので迂闊に関われない状態なのです。
また、所有権の問題をクリアしても、義実家には介護を必要としている義祖母がいるので、急にねこと共存するのは大変だと思われます。
筆者宅にも小動物がたくさんいるので、捕食種側のねこを迎え入れるのは、少々厳しい…。
見ている限りでは、大人しそうなねこなのですが、もし同じ空間にいれば、小動物たちに本能的な恐怖を与えてしまう可能性がありますし、万が一の事故が起きる可能性もゼロではありません。
今の飼い猫は狩りをしない子も多いですが、リスクがある以上、先住ペットたちの安全を守るのは飼い主の責任です。
断腸の思いですが、このねこについては、現状維持となりました。
「親戚の人」として貢ぐ決意!




義実家に住み着いたねこ!お迎えはできませんが、その代わり、今の環境(義実家)で少しでも幸せになれるよう、全力でサポートすることに決めました。
本来であれば、気温や湿度の調整が簡単な家の中に入れてしまう方が、管理はしやすいのでしょうが、元の飼い主さんとトラブルになる可能性もあるため、現状の「半外飼い」で見守るのがベストだと考えられます。
ただ、屋外での生活は季節を問わず環境的に厳しいです。
そこで筆者は決意しました。「月に一度、義実家を訪問してねこの為に、より良い環境作りの手伝い(という名の散財)をする!」と。
とりあえずは、ご飯やおやつを購入して、義実家の負担を減らします。
そして、季節に合わせた「ハウス」や、屋外用の防寒グッズなどもリサーチしていこうと思います。 これまで小動物グッズばかり見ていた筆者ですが、これからは猫グッズの沼にもハマりそうです。
思っていたよりも「かわいい」と感じた、ねことの生活(通い)。今後も「もふぱら」の中で、たまにこの子の様子や、実際に使ってよかった猫グッズなどを【番外編】として紹介していきたいと考えています。
小動物好きな皆様も、どうか温かい目で見守っていただければ幸いです。