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【一覧表付き】モルモットが食べられる野菜・果物・NG食品まとめ

モルモットが野菜や果物をおいしそうに食べる姿は、とても可愛くて、いつまでも見ていられます。

飼い主が何かを食べていると近寄ってきて、おねだりされることもありますよね。
つい何でも食べさせてあげたくなりますが、「これってあげて大丈夫?」と迷う食材があるのも事実です。

そもそもモルモットは、主食である牧草を中心に、ペレットで栄養を補うのが基本の食事スタイルです。

野菜や果物は健康維持を助けるための「心強いサポーター」ですが、種類や量を間違えると体調を崩すリスクもあります。

この記事では、与えてOKな野菜・果物・野草と、絶対に避けたいNG食品を、初心者のモル飼いさんにも分かりやすい形で整理しました。

毎日の「ごはん選び」で迷ったときは、ぜひチェックしてみてください。

本記事は、2025/12/07に加筆・修正しています。

モルモットは野菜や果物を食べても良い?

結論から言うと、モルモットは野菜や果物を食べることができます。しかし、すべての野菜や果物が適しているわけではありません。

もともとモルモットの主食は牧草で、不足しがちな栄養素を補うために専用のペレットが用意されています。

野菜や果物は、あくまでも「おやつ」という位置づけであることを、しっかり理解しておきましょう。

ただし、適切な種類と量を守って与えることで、野菜や果物はモルモットの健康維持に役立ちます。

モルモットと野菜や果物の関係

モルモットの主食は牧草であり、野菜や果物はあくまでも「おやつ」という位置づけになります。

これは単に「牧草が好きだから」という理由ではなく、モルモットの体の仕組み上、牧草中心の食生活がいちばん自然で安全だからです。

モルモットは草食動物の中でも、繊維質をしっかり食べてお腹を動かすタイプの動物です。

牧草に含まれる豊富な食物繊維は、腸内環境を整え、便通を安定させるだけでなく、歯の伸びすぎを防ぐための「噛む習慣」も支えてくれます。

つまり牧草は、モルモットの健康維持の土台そのものと言っても過言ではありません。

一方で、野菜や果物は水分や糖分、栄養が比較的多く、与え方を間違えるとお腹がゆるくなったり、食欲のバランスが崩れたりするリスクがあります。

特に果物は嗜好性が高いため、モルモットが「牧草やペレットよりも果物を好む」状態になってしまうこともあります。

果物を喜んで食べる姿はとても可愛く、つい多めにあげたくなりますが、「ごほうび枠」と決めて、与えすぎない心がけが大切です。

ただし、野菜や果物がまったく不要というわけではありません。モルモットは体内でビタミンCを作れないため、食事からの補給が必要になります。

基本はモルモット用ペレットで補いつつ、野菜を上手に組み合わせることで、食欲の刺激や水分補給、栄養のサポートにもつながります。

つまり、「牧草とペレットで健康の土台を作り、野菜や果物でやさしくサポートする」という役割分担を意識することで、食事管理がぐっと楽になるのです。

与えたい野菜の条件

  1. ビタミンCが豊富:モルモットは自身でビタミンCを生成できないため、食事からこれを摂取する必要があります。
  2. 低カルシウム:高カルシウムの野菜は尿路結石を引き起こすリスクが高くなるので、できるだけ避けましょう。
  3. 食物繊維が豊富:消化を助けて腸内環境を健康に保つために、食物繊維が豊富な野菜を選ぶことが望ましいです。

モルモットに与えて良い/危険な野菜・果物

野菜

モルモットに適した野菜を与えることは、健康維持にとても重要です。

特にモルモットは体内でビタミンCを合成できないため、野菜を選ぶ際はビタミンCが豊富なものを意識することが推奨されます。

一方で、水分の多い野菜に偏るとお腹がゆるくなることがあります。また、カルシウムを摂りすぎると結石リスクにつながる可能性もあるため、与える種類や量には注意が必要です。

ここでは、モルモットが食べても大丈夫とされる野菜と、避けたい・注意したい野菜を紹介します。

野菜名 おすすめ度 与える頻度 注意点・備考
▼ 推奨(ビタミンC補給・バランス良)
ピーマン 毎日OK ビタミンC最強クラス。種とヘタは必ず取る
パプリカ 毎日OK ピーマンより甘く食いつきが良い。種は取る
チンゲン菜 週2〜3回 バランスが良い。カルシウムは小松菜の半分程度
カリフラワー 週1〜2回 ビタミンC豊富。加熱せず生のままでOK
ブロッコリー 週1〜2回 茎や葉も栄養豊富。房は汚れやすいためよく洗う
大根の葉 週1〜2回 葉はビタミンC・Ca豊富。乾燥させても良い
カブの葉 週1〜2回 葉は緑黄色野菜で栄養価が高い。Ca含むため適量で
▼ 水分補給・トッピング(週1〜2回程度)
きゅうり 夏場など 95%が水分。栄養は少なめだが水分補給に最適
水菜 週1〜2回 Caを含むため毎日は避ける。シャキシャキして好む
白菜 週1回 ほとんど水分。冬の水分補給に。芯も食べてOK
サラダ菜 週1回 食いつきは良いが水分が多い。柔らかい食感
セロリ 週1〜2回 スジは詰まりやすいため取り除く。葉も与えてOK
パセリ 少量 ビタミンC豊富だがCaも多いため少量で
トマト 週1回・おやつ 赤い実のみOK。葉・茎・ヘタは中毒成分あり絶対NG
▼ ハーブ・野草(香りが強い・少量向き)
大葉(シソ) 週1回 殺菌作用あり。香りが強いため好みは分かれる
パクチー 週1回 Caがやや多いため与えすぎない。別名コリアンダー
たんぽぽ 週1回 葉も花もOK。Ca多め。除草剤のない場所のものに限る
春菊 週1回 βカロテン豊富だが独特の香り。茹でずに生のまま
フェンネル 適量 消化促進効果が期待される。葉の部分を与える
セリ・三つ葉 週1回 香りが強い。Caを含みやすいため大量には与えない
ナズナ 適量 いわゆるペンペングサ。排ガス等のない綺麗なものを
▼ 注意が必要(糖分・Ca・水分過多など)
小松菜 週1回 カルシウムが非常に多い。尿が白くなる場合は控える
空芯菜 少量 カルシウム含有量が非常に多いため、結石注意
にんじん 週1〜2回 根は糖分が高い。葉の部分なら毎日でもOK
キャベツ 週1回・少量 水分が多く下痢のリスクあり。甲状腺への影響も考慮
レタス 週1回・少量 ほぼ水分。鎮静作用成分を含むため与えすぎ注意
菜の花 季節限定 Caが多い。花が咲く前の蕾や葉が良い
かぼちゃ おやつ 糖質・デンプンが多い。肥満の原因になるため少量に
さつまいも おやつ 生のままでOKだがデンプン質が多い。腸内で発酵しやすい
カブ(根) おやつ 水分と糖分が多い。葉は◯だが根は控えめに
大根(根) 少量 水分過多。辛い部分は胃腸を刺激するため避ける
冬瓜 少量 95%以上が水分。種とワタは取り除く
ビーツ 少量・時々 シュウ酸と糖分を含む。尿が赤くなることがある
ラディッシュ 少量 葉はCa豊富。根(赤い部分)は辛味がある場合はNG
もやし 少量 水分補給にはなるが栄養は少ない。傷みやすい
豆苗 週1回 豆の部分は絶対NG(葉と茎のみ)。スプラウト系は賛否あり
とうもろこし 皮とひげのみ 実は糖質過多でNG。外側の緑の皮とひげは好物
アスパラガス 控える 中毒説と安全説があり賛否両論。あえて与える必要なし
▼ 絶対NG・危険(中毒・病気リスク)
玉ねぎ・ネギ類 × 絶対NG 長ネギ、ニラ、ニンニク含む。溶血性貧血を起こす猛毒
じゃがいも × 絶対NG 芽や皮のソラニンが有毒。加熱しても与えない
アボカド × 絶対NG 「ペルシン」という成分が小動物には猛毒
生の豆類 × 絶対NG 大豆やインゲン等。毒性があり、お腹にガスも溜まる
ほうれん草 × 与えない シュウ酸が非常に多く結石の原因になるため避ける
なすび × 与えない ソラニン(毒素)のリスクやアクが強いため不向き
カイワレ大根 × 与えない 辛味成分(イソチオシアネート)が強く胃腸を刺激する

※スクロールしてご覧ください。
※初めて与える食品は、必ずごく少量から試して体調変化を確認してください。
※迷ったら与えないことを徹底してください。

アスパラやほうれん草は、賛否があるので積極的に与えるのは避けた方が良いでしょう。

果物

果物は甘みがあり、ビタミンCや水分も摂れるため、モルモットにとって嬉しい「ごほうびおやつ」です。

でも、果物は糖分が多め…。与えすぎると肥満の原因になったり、体調管理が難しくなったりすることがあります。

さらに嗜好性が高いため、果物を覚えると牧草やペレットを食べなくなる子もいます。果物は「少量・たまに」を合言葉に、上手に取り入れていきましょう。

果物名 おすすめ度 与える頻度 注意点・備考
▼ おすすめ(ビタミンCや消化酵素が豊富)
キウイフルーツ 週1〜2回 ビタミンCが非常に豊富。皮をむいて与える
いちご 週1〜2回 ビタミンC豊富。ヘタは緑色なら食べてもOK
パパイヤ 週1〜2回 消化酵素が毛玉ケアに役立つ。生も乾燥も人気
パイナップル 週1〜2回 ブロメライン(酵素)を含む。酸味が強いものは控える
▼ 定番のおやつ(糖分に注意して少量)
りんご おやつ 皮ごとOK(よく洗う)。種には毒があるため絶対除去
バナナ 少量・時々 糖質・カロリーが高い。栄養補給には良いが肥満注意
みかん(柑橘) おやつ 薄皮までむいて実だけ与える。酸味による口内荒れ注意
ブルーベリー おやつ 抗酸化作用あり。皮ごと与えられる。1〜2粒程度
メロン おやつ 糖分多い。皮に近い白い部分は甘さ控えめで好物な子も多い
▼ 頻度を下げる(水分・糖分過多)
スイカ 夏場のみ 水分過多で下痢注意。種は取る。皮の白い部分は食べられる
梨(なし) 少量 ほとんど水分。夏バテ時の水分補給には使える
桃(もも) ごく少量 糖分が非常に高い。皮はむく。種周りは与えない
ぶどう ごく少量 糖分過多。皮と種は必ず除く(腎臓への懸念があるため)
さくらんぼ 稀に 種に毒(アミグダリン)があるため絶対除去。
マンゴー ごく少量 糖分が非常に高い。アレルギー(ウルシ科)に注意
▼ 絶対NG・危険
アボカド × 絶対NG 成分(ペルシン)が小動物には猛毒。命に関わる
果物の種 × 絶対NG リンゴ・桃・サクランボ等の種は中毒成分を含む
銀杏(ぎんなん) × 絶対NG 中毒成分を含むため与えてはいけない

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※果物は糖分が高いため、基本的には「おやつ」として少量を与えてください。
※初めての食材は少量から/便・食欲を確認してください。
※迷ったら与えないことを徹底してください。

野草

道端や庭で見かけることのある「野草」の中には、モルモットが食べられるものもあります。

ただし、道端や河川敷に生えている野草は、排気ガスや動物の排泄物で汚染されていたり、農薬や駆虫剤がかかっている可能性があります。

このため、このような場所に生えている野草をモルモットに与えるのはやめておきましょう。

自宅の庭で栽培している草花や、庭に自生している野草なら汚染状況を把握しやすいので、よく洗浄したうえで少量ならモルモットに与えても大丈夫な場合もあります。

ここでは、モルモットが食べることができる野草と、危険な野草の一部を紹介します。ただし、一般的に「食べても大丈夫」とされる野草でも、モルモットには個体差があるので、過信は禁物です。

また、好物だからと与えすぎると体調を崩す原因になることもあるので、「適量」を意識して、便の状態や食欲を確認しながら少しずつ与えるようにしてください。

野草名 おすすめ度 与える頻度 注意点・備考
▼ 食べられる野草(採取場所に注意)
オオバコ 週1〜2回 繊維質豊富で整腸作用あり。乾燥させて保存も可能
タンポポ 週1〜2回 葉・花ともに嗜好性が高い。Caが多いため与えすぎない
ハコベ 春の七草 柔らかく栄養豊富。春先に採取できる。よく洗うこと
ナズナ 春の七草 別名ペンペングサ。クセがなく食べやすい
イタリアンライグラス 常食OK 別名ネズミムギ。イネ科の牧草なので安全性が高い
クローバー(シロツメクサ) 少量 マメ科のため食べすぎるとお腹にガスが溜まる。少量で
カラスノエンドウ 少量 マメ科。若芽や花は食べられるが、豆は避ける
葛(クズ)の葉 週1〜2回 葉は栄養豊富。乾燥させたものも市販されている
桑(クワ)の葉 週1〜2回 栄養価が高い。血糖値ケアのおやつとしても人気
▼ 注意が必要(量や種類に注意)
アルファルファ 成長期のみ マメ科。Caとタンパク質が高すぎるため大人のモルには不向き
ヨモギ 少量・薬効 薬効成分が強いため、大量には与えない。妊娠中は避ける
レンゲソウ 少量 マメ科。ガス溜まりの原因になるため大量摂取はNG
カタバミ 避ける シュウ酸が非常に多いため、クローバーと間違えて与えないよう注意
▼ 絶対NG・猛毒(公園や花壇に多い)
ヒガンバナ × 猛毒 全草、特に球根に猛毒(リコリン)を含む。死に至る危険あり
スイセン × 猛毒 ニラと間違えやすいが猛毒。絶対に与えてはいけない
チューリップ × 猛毒 球根・葉・花すべてに毒性がある
アジサイ × 絶対NG 中毒症状を起こす成分が含まれている
アサガオ × 絶対NG 特に種に強い毒性がある
スギナ(つくし) × NG チアミナーゼ(ビタミンB1破壊酵素)やアルカロイドを含む
ワラビ・ゼンマイ × NG 生の状態では中毒成分がある。アクが強すぎるため不向き

※スクロールしてご覧ください。
※野草は除草剤・殺虫剤・排気ガス・動物の排泄物がない場所で採取し、よく洗ってください。
※種類の判別が曖昧なものは絶対に与えないでください。
※初めての食材は少量から/便・食欲を確認してください。
※迷ったら与えないことを徹底してください。

野菜や果物の与え方と注意点

野菜や果物をモルモットに与える際には、いくつかの注意点があります。言うまでもありませんが、新鮮さはとても重要なポイントです。

特にビタミンCは空気や光に触れると劣化しやすいため、できるだけ新鮮な野菜や果物を選んで与えましょう。

また、与える前にはよく洗って汚れや農薬をしっかり落としてください。

洗浄後に水が多量についたままだと、過剰な水分摂取の原因になるため、しっかり拭き取ってから与えるようにしましょう。

さらに、与える量にも注意が必要です。一度に大量に与えると、消化不良や下痢の原因になることがあります。

最初は少量から始めて、モルモットの様子を見ながら適量を探っていくと安心です。

注意点まとめ

  1. 新鮮さ:野菜は常に新鮮なものを選び、よく洗ってから与えてください
  2. サイズと形状:野菜は小さく切り、モルモットが喉に詰まらせることなく安全に食べられるサイズにすることが重要です。
  3. 量と頻度:与える野菜の量は、1日にモルモットの体重の約10%程度を目安にしてください。

野菜や果物はモルモットが食べやすい大きさや形にカットしてあげましょう。喉に詰まらせたり、むせるリスクを軽減することができます

モルモットに絶対NGな食材

食品の中には、モルモットが食べると命に関わる危険性があるものがあります。誤って食べてしまうと中毒症状を引き起こすおそれがあるため、十分な注意が必要です。

人間や犬・猫にとっては身近な食材でも、モルモットには毒性が強い場合があります。「少しくらいなら大丈夫」と自己判断せず、危険な食品は最初から与えないことが重要です。

以下に、モルモットが絶対に食べてはいけない食品の一部をまとめました。

※もし危険な食品を食べてしまった可能性がある場合は、様子見をせず早急に動物病院へ相談し、食べた物・量・時間がわかる範囲で伝えるようにしてください。

食品名・カテゴリ 判定 危険な理由・症状
ネギ類全般
(玉ねぎ・長ネギ・ニラ・ニンニク・らっきょう等)
× 赤血球を破壊する成分(アリルプロピルジスルフィド)を含み、溶血性貧血を起こす。加熱しても毒性は消えない。最悪の場合死に至る。
アボカド × 「ペルシン」という殺菌作用のある成分が、モルモットやウサギ等の小動物には猛毒となる。呼吸困難や痙攣を引き起こす。
ジャガイモ・サトイモ
(特に芽と皮)
× 芽や緑色の皮に含まれる「ソラニン」や「チャコニン」が有毒。また、デンプン質が生のままでは消化できず、腸内で異常発酵を起こす。
生の豆類
(大豆・インゲン・空豆等)
× 赤血球凝集素などの毒性成分を含む。また、お腹にガスが溜まりやすく、危険な「鼓腸症(うっ滞)」の原因になる。
果物の種
(リンゴ・桃・さくらんぼ・ビワ等)
× バラ科の果物の種には、青酸カリのような中毒症状を起こす成分(アミグダリン)が含まれている。実を与える際は必ず取り除くこと。
有毒植物・観葉植物
(スイセン・チューリップ・ヒガンバナ・アサガオ・アジサイ等)
× 園芸植物の多くは毒性を持つ。部屋んぽ中に観葉植物をかじらせないよう注意。特に球根植物は致死性が高い。
キノコ類全般 × 食物繊維はあるが、モルモットには消化しにくく、種類によっては毒性があるため与えない。
チョコレート・カフェイン
(コーヒー・紅茶・ココア)
× カカオに含まれる「テオブロミン」やカフェインが心臓や神経に作用し、中毒死を引き起こす。ひとかけらでも命に関わる。
乳製品
(牛乳・チーズ・ヨーグルト)
× モルモットは完全草食動物であり、乳糖(ラクトース)を分解する酵素を持っていない。下痢や重篤な消化不良を起こす。
人間用の加工品全般
(お菓子・パン・麺類・ご飯・調味料を使った料理)
×
  • 糖分・塩分・油分過多:肥満、糖尿病、内臓疾患の原因。
  • 炭水化物(穀物):パンやご飯は腸内で異常発酵し、ガスが溜まる原因になる。
  • 添加物:体の小さなモルモットには負担が大きい。
人が食べて美味しいものは、モルモットには害でしかないと心得る。
アルコール類 × 絶対に分解できず、少量でも急性アルコール中毒で死に至る。誤飲に十分注意。

※ここに掲載されているものは一例です。迷った場合は「与えない」が鉄則です。

人間の食べ物は、モルモットにとって危険なものが多いと考えた方が良いです。

まとめ

本記事では、モルモットが食べても良い野菜や果物、野草、そして食べてはいけない食品についてご紹介しました。

モルモットの健康を維持するためには、適切な食品選びが非常に重要です。

繊維質やビタミンCを多く含む牧草や野菜を中心に、果物は適量を意識してバランスよく与えるようにしましょう

また、ネギ類・アボカド・ニンニク・キノコ類など、モルモットにとって有毒な食品は絶対に口にしないよう、十分な注意が必要です

人間は食べられる食品の範囲が非常に広い動物です。そのため、人間が食べられるからといってモルモットにも与えて良いとは限りません。

食品を選ぶ際には、人間の感覚を基準にしないようにしましょう

さらに、「食べても大丈夫」とされている食品であっても、個体によってはアレルギーや体調不良を引き起こす可能性もあります

インターネットや書籍で得た情報を鵜呑みにせず、初めて与える食品は必ず少量から試してください。

そして、新しい食品を与えた後はモルモットの様子をよく観察するようにしてください。毎日の小さな注意と気配りの積み重ねが、モルモットの幸福と未来の健康につながっていきます。

飼い主さんとモルモットが、健やかで幸せな毎日を長く過ごせるように、本記事がお役に立てば幸いです。

本記事の内容は、しっかりと調査した上で記述していますが、個体差や健康状態によっては合わない場合もあります。各食品は、自己責任のもと必ずごく少量から試し、食べた後の便の状態や体調に変化がないかよく観察してから与えてください。また、異常が生じた際は獣医師にご相談ください。

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