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モルモット初心者必見!鳴き声と行動でわかる気持ちのサイン

モルモットは、とても社会性の高く感情表現がとても豊かな動物です。

特に鳴き声を使って気持ちを伝えるのが得意なので、鳴き方や行動をよく観察すると、「今どんな気持ちなのか」「何を求めているのか」を知る手がかりにすることが出来るでしょう。

ごきげんな時には、その環境や接し方を続けてあげることが大切で、反対に不安や不快を感じているような鳴き声が聞こえた場合には、原因を探して対処する必要があります。

本記事では、モルモット初心者さんに向けて、彼らの鳴き声や行動が意味する感情について解説します。

本記事は、2025年7月に加筆修正しています。鳴き声に耳を傾けることで、今よりもっと仲良くなれるヒントがきっと見つかります。

モルモットの鳴き声に意味はある?

モルモットを飼育していると、「モルモットの鳴き声に意味はあるの?」「感情表現をするって本当?」といった質問をよく耳にします。

実際にモルモットを飼ったことのない人には、彼らがとても社会的な動物であることが分かりにくいようです。

こうした疑問に対して結論からお伝えすると、「モルモットの鳴き声や動作には、きちんと意味があります」

彼らは鳴き声やしぐさを通して、私たちに気持ちを伝えてくれているのです。

声や動きに耳を傾けることで、もっと深くモルモットと心を通わせることができるようになるでしょう。

鳴き声によるモルモットの意思表示

モルモットは、基本的に温和でおとなしい動物ですが、仲間や信頼できる人間に対しては鳴き声でしっかりと意思表示をしてくれます。

社会性があり、比較的聴力も優れているため、モルモットの鳴き声にはさまざまな種類があります。

鳴き声の種類や大きさ、トーンに注目しながら行動を観察することで、モルモットの気持ちを読み取ることができます。

一般的には、甲高く長い鳴き声は機嫌が良いときに、低くくぐもった声は警戒しているときに多く聞かれる傾向があります。

ただし、鳴き方には個体差があるため、モルモットごとに表現方法が少しずつ異なる点には注意が必要です。

それでは、鳴き声ごとの感情を詳しく解説していきましょう。

サンプルは再生すると音が出ます。音量と場所に注意してください。

Wheeking(ウィーキング) 

「キュイーキュイー」「プーイプーイ」といった、甲高い呼びかけのような声です。

これはモルモットの鳴き声の中でも最もよく聞かれるもので、“幸せ”や“喜び”を表しているとされています。

また、空腹でエサをねだったり、ケージから出してほしいと訴えるときなど、何かを要求しているときにもこの声が聞かれます。

Weeping(ウィーピング:泣き声)やWhistling(ウィスリング:口笛)とも呼ばれるこの鳴き声は、ご飯をねだるときによく使われるため、「ペットとして飼われているモルモット特有の鳴き声」とも言われています。

野生のモルモットは自分でエサを探して食べるため、このようにねだるような声を出すことは、ほとんどありません。

我が家のモルモットも、おやつの時間が近くなるとウィーキングをすることが多く、ご飯への期待や飼い主さんへの愛情が感じられる瞬間です。

Rumbling(ランブリング)

「ゴロゴロ」「グルルルル〜」といった、喉を震わせるような低い声です。

猫が喉を鳴らすような音に似ており、“満足”や“幸福”の感情を表しています。

撫でられて気持ち良く感じているときや、求愛時にもよく聞かれる鳴き声です。

Purring(ピュアリング)と呼ばれることもありますが、もしこの音が高いピッチで聞こえる場合は、不快感や警戒心を示している可能性があります。

また、ランブリングは交配期にオスがメスを惹きつけるために発する鳴き声でもあります。

このときは、体を左右に揺らす「愛のダンス」とも呼ばれる動作を伴うことが多く、モルモットが繁殖の準備が整っているサインとして受け取ることができます。

Teeth Chattering(ティースチャタリング)

「カチカチ」「カリカリ」と歯をかみ合わせて出す、低く乾いたような音です。

この音は、モルモットが上下の歯をすり合わせることで発するもので、いわゆる「鳴き声」ではなく「音」として分類されます。

一般的には「不快感」や「不安」を表すもので、「これ以上近づかないで」といった強い意思表示のサインとされています。

また、脅威を感じているときや、攻撃的な感情を表している場合にも聞かれ、仲間同士の喧嘩や威嚇の場面でよく見られます。

Teeth Clatter(ティースクラッター)やClacking(クラッキング)とも呼ばれることがあります。

Whining(ワイニング)

少し低めの音で「キュルキュル」あるいは「グルル〜」「グルルル」と鳴くことがあります。

Rumbling(ランブリング)に似た音に聞こえることがありますが、意味する感情はまったく逆なので注意が必要です。

この鳴き声は、「警戒」「恐怖」「危険」「痛み」といったネガティブな感情を伝えるために使われます。Rumblingよりもさらに低く、重いトーンで発せられるのが特徴です。

モルモットがこの声を発したときは、その前後の行動や、飼い主がどんなことをしたかを合わせて観察することが大切です。

たとえば、病気やケガが原因であれば、身を隠すようにしてWhiningを続けることがあります。また、長時間抱っこされたときに嫌がってこの声を上げるケースも見られます。

基本的には、「これはイヤだよ」「やめてほしいな」といった気持ちを表しているため、嫌がっている原因を見つけて、やさしく対応してあげましょう。

Shrieking(シュリーキング)

「キーキー」「キューキュー」といった、甲高く鋭い声で鳴きます。

Wheeking(ウィーキング)と似た音にも聞こえますが、この声は「警戒」「興奮」「恐怖」「怒り」といったネガティブな感情を表すもので、体調不良や痛みがあるときにも聞かれることがあります。

非常に大きく、軋むような鋭い鳴き声であるため、Squealing(スクイーリング:金切り声)と呼ばれることもあります。

Wheekingとの違いを見分けるには、モルモットの表情や動きといったボディランゲージをよく観察することが大切です。

Courtship call(コートシップコール)

「ルルルル〜」「グルルル〜」といった高めの音で鳴くことがあります。特にオスは「ゴロゴロ」と喉を鳴らすような音を出すのが特徴です。

この鳴き声は、オスとメスを一緒に飼っている場合によく聞かれ、『求愛』を目的とした行動の一部と考えられています。

ただし、モルモットを1匹だけで飼育している場合でも、この声が聞かれることがあります。

その際は、撫でてほしかったり、おやつを期待しているといった「甘えたい気持ち」の表れであることが多いです。

Cooing(クーイング:ささやき)

低くて静かな「クークー」という、優しくささやくような鳴き声です。まるで語りかけるような、穏やかなトーンが特徴です。

この鳴き声は、母親が子どもを慰めるときや、同居している他の個体を安心させる目的で発すると考えられています。

モルモット同士の信頼関係や、穏やかな気持ちが表れているとされる、愛情深い鳴き声のひとつです。

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モルモットの鳴き声を把握することの重要性

モルモットの鳴き声を理解し、感情の動きを把握することは、飼い主さんとの絆を深めるうえでとても大切です。

モルモットの発する声は、ただの鳴き声ではなく、それぞれにちゃんと意味があります。

特に、飼い主さんに懐いている個体ほど、鳴き声や行動を通じて、自分の気持ちや体の状態を表現してくれます。

そのため、鳴き声や仕草の意味を知っておくことで、モルモットが不安を感じている時や体調を崩している時にも、すぐに気づいて対応することができます。

お迎えしたモルモットがどんな気持ちでいるのかを知るためにも、鳴き声や行動の意味をしっかり理解していきましょう。

いつもと違う行動や鳴き声があれば、調子が悪い可能性があります。

お迎えしたばかりのモルモットが鳴きやまない場合

お迎えしたばかりのモルモットが鳴いているけれど、「どうして鳴いているのか分からない」そんな悩みを感じたことはありませんか?

実はモルモットはとても臆病で、警戒心の強い動物です。

そのため、お迎え直後は、ペットショップからご自宅へ移動したことで『環境が大きく変化』し、不安や緊張を感じていることが多いのです。

このような環境の変化に戸惑い、周囲を警戒して鳴き声をあげるモルモットは珍しくありません。

つい鳴き声が気になって、「何かしてあげなきゃ」と思ってしまいますが、基本的にはそっと見守るのがベストです。

無理にケージから出したり、抱っこや撫でるといったスキンシップを急ぐと、かえって警戒心が強まり、飼い主さんに懐きにくくなってしまうこともあります。

数日が経過して環境に慣れてくると、徐々に鳴き声も落ち着いてくるのが一般的です。

それまでは、ご飯や水の交換、トイレの掃除など、最低限のお世話だけにとどめ、静かな環境で安心して過ごせるようにしてあげましょう。

環境や飼い主さんに慣れてくると、コミュニケーションのために声をあげるようになってきますよ♪

まとめ

本記事では、モルモット初心者の飼い主さんに向けて、モルモットの鳴き声がそれぞれどんな意味を持っているのかを解説しました。

モルモットの鳴き声を理解することは、単に欲求に応えるためだけでなく、飼い主さんとモルモットとの絆を深めるうえでも大切なステップです。

モルモットは、喜びや興奮、不安、恐怖といった豊かな感情を、鳴き声を通じて表現してくれます。

それぞれの声や音には意味があり、それを正しく理解することで、モルモットが抱えるストレスや不調に早く気づくことができ、より快適な飼育環境を整える手助けにもなります。

また、鳴き声の意味を知ることでモルモットとのコミュニケーションがよりスムーズになり、信頼関係の構築にもつながります。

たとえば、不安や恐怖のサインに早く気づければ、適切な対応をしてモルモットを安心させることができますし、逆に「嬉しい」「楽しい」といったポジティブな鳴き声を聞いたときは、その気持ちを一緒に喜んであげられるでしょう。

ぜひ本記事を参考に、ご自宅のモルモットがどんな気持ちで鳴いているのか、耳を傾けてみてください。

きっと、今まで以上にモルモットとの絆が深まり、もっと心の距離が近づいていくはずです。

本記事で紹介した声はあくまで参考で、個体ごとに鳴き声と感情表現が異なることを忘れないで下さい。

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