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食べ過ぎ注意!モルモットが「うさぎのきわみ」を爆食い!欠点も解説

突然ですが、モルモットのペレット探しに悩んでいませんか?

実は、筆者もペレット選びにはとても気を使っています。最初は、ショップでお勧めされるペレット、「モルモットセレクション」などを購入していました。

が、お迎えしてしばらくはそのペレットを美味しそうに食べてくれるのですが…。お迎えから数か月もすると、何となく「え~、またこれか~」みたいな雰囲気を醸し出しながら、もそもそと食べたり食べなかったりしはじめます。

そこから更に時間が経過すると、ペレットを食べないだけでなく、皿をひっくり返したり、酷い時には皿のなかにペレットが残っているのに、おしっこをしたりとヤリタイ放題に!

これで、チモシーをたくさん食べてくれるのなら安心できるのですが、チモシーも程々しか食べないので、どうしても不足しがちな栄養をペレットで補いたいところです。

でも、どんなペレットを購入すれば良いのか分からないですよね。

この記事では、筆者がこれまで購入してきたペレットを紹介し、モルモットに評判が良かったものをお伝えしていきます。

モルモットのペレットで悩んでいるモル飼いさんのヒントになれば幸いです。

うさぎがペレットを食べないのは珍しくありません

結論から言ってしまうと、「モルモットがペレットを食べない!好き嫌いをするのは珍しくありません

モルモットは意外とグルメな動物で、食べ物の香りや食感の違いに敏感です。そのため、『気に入らないものは食べない、好きなものは全力で食べる』という、とんでもない一面を見せることがあります。

そのため、同じペレットでも「時間が経過して風味が落ちたり、湿気で食感が変わると反応がガラッと変わる」ことは珍しくありません。

さらに、モルモットの健康を意識して高価なペレットやダイエット系のペレットに変更すると、まったく食べないこともあり得るのです。

ちなみに、体調や環境の変化、好みの変化によってペレットの食いつきが悪くなることもよくあります。

ペレット拒否のよくある原因

モルモットがペレットを食べなくなった時に、最初に考えたいのは体調不良です。

外傷(キズや骨折など)がないか、うんちはいつも通りに出ているか?お腹に張りはないか、歯が伸び過ぎていないか?など、一通りの健康チェックをして下さい。

体に異常がないことがわかったら、食欲があるかを確認しましょう。ペレット以外の食べ物で主食にあたるのはチモシーですが、都合よくすぐに食べてくれるとは限りません。

いつも与えているくだものや野菜を与えてみて、しっかり食べているようであれば、食欲はあると言えるでしょう。

・・・モルモット自体は健康で、食欲はあるのにペレットだけは食べてくれない場合、残念ですがお宅のモルちゃんは現在のペレットに飽きている可能性があります。

モルモットは基本的にチモシーが主食なので、ペレットを食べなくてもチモシーをしっかり食べてくれるのであれば、ある程度の安心感があります。

しかし、やはりチモシーだけでは栄養の不足が気になるところです。そうなると、ペレットで補うことになるため、今までとは異なる種類のペレットを試すことになります。

問題は、モルモットは香りや味、粒の形や硬さが好みに合わないだけでも、驚くほど食べなくなることがある点です。

また、新しいペレットへの切り替えを急いでしまうと、警戒心が強い子ほど口をつけない傾向が出やすいです。急に食事が変更されると、まったく食べないことも珍しくありません。

この結果、多くの場合、喜んで食べてくれるまで手探りで新しいペレットを探すことになってしまうのです。

なお、モルちゃんが急に食べなくなって、その状態が続く場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

ペレットを食べない時に意識したいこと

前の項目で、体の具合やペレットの劣化による風味の変化などが、ペレットを食べない原因になる可能性があるとお伝えしましたが、それらに加えて気を付けたいのが、おやつです。

おやつに、モルモット用の「お菓子」や野菜、くだものをたくさん提供している場合、モルモットのなかでそもそも、「ペレットを食べる理由が薄い」状態になっている可能性があります。

これは筆者も経験があるのですが、はじめてモルモットをお迎えした時に、りんごやレタスを出してあげると凄く喜んでくれるので、つい野菜やくだもの多めの生活になってしまいました。

すると、目に見えてペレットを食べる量が減少…。その後、原因を調べてくだものや野菜は少量にしたのですが、再びペレットを食べてくれるようになるまで、1ヵ月以上の時間を要してしまいました。

モルモットの主食はあくまでもチモシーで、その栄養補助のためにペレットを与え、おやつはごく少量というルールを守るようにしましょう。

ペレット拒否時に確認する項目

  • 歯やお腹の不調など体調要因
  • 香りや味、粒の硬さが好みに合わない
  • 急に新しいペレットにかわった
  • おやつのくだものや野菜が多く、ペレットの優先度が下がっている
  • 保管期間が長く、香りが飛んでいる

体調が理由で食欲が落ちている場合もあるため、「急に食べなくなった」「元気や便がいつもと違う」と感じたら早めに受診してください。

おすすめペレット「うさぎのきわみ」とは?

「うさぎのきわみ」は、ハイペット株式会社が販売するオールステージ向けのうさぎ用主食ペレットです。

特徴としては、でん粉類・穀類不使用に加え、グルテンフリーの“ダブルフリー設計”で成形されている点が大きなポイントとされています。

メーカーは、うさぎの消化器官に負担をかけやすいとされる素材を避けつつ、毎日の主食として続けやすいバランスを目指したヘルシーフードであることを強調しています。

主原料には粗挽きプレミアムチモシーを採用し、そこに緑黄野菜(にんじん、小松菜)の風味を加えた設計です。

原材料は牧草(チモシー、アルファルファ)を軸に、豆類(きなこ、おから、脱脂大豆)や野菜類などで構成され、必要に応じてアミノ酸やビタミン、ミネラル類が配合されています。

さらに、お腹の健康に配慮した成分として乳酸菌EC-12オリゴ糖の配合も明記されています。

栄養成分の目安は、粗たん白質14.0~16.0%、粗脂肪2.0~4.0%、粗繊維20.0~24.0%、粗灰分5.0~8.0%、水分10.0%以下、カルシウム0.5~0.7%で、カロリーは約240kcal/100gとされています。

内容量は850g、原産国は日本。メーカーの希望小売価格は2,640円(税込)と案内されています。

国産のうさぎ用主食を探している方にとって、比較候補に入れやすい定番寄りのポジションと言えるでしょう。

なぜ「食いつきが良い」と感じたのか

公式には嗜好性の高さに特化した表現よりも、消化やヘルシー設計が前面に出ています。

ただ、実際にモルモットに与えてみると、飼育感覚としては「何かいけないものでも配合されているのか⁉」と感じるほど食いつきが良いです。

何なら、うさぎとデグーにも評判が良く、出せば出した分だけ食べ尽くしてしまいます。

「うさぎのきわみ」を知ってから数年が経過しますが、これまで我が家で飼育してきたモルモットはみんな喜んで食べていましたし、ハムスター、ファンシーラット、デグー、うさぎなど、種を問わず好んでいました。

このため、筆者宅では、モル達がペレットに飽きて遊び始めたら、「うさぎのきわみ」を投入することにしています。

【重要】「うさぎのきわみ」なのにモルにも与えても大丈夫?

これについては、不安に感じる方が多いと思いますので、誤解がないように、丁寧に解説していきます。

結論から言うと、「うさぎのきわみはモルモットが食べても大丈夫です。」

うさぎの極みは前述したように、でん粉類・穀類不使用、さらにグルテンフリーで成形された、オールステージ向けのうさぎ用主食ペレットです。

粗挽きプレミアムチモシーを主原料にして、そこに緑黄野菜の風味を加えた設計で、お腹の健康に配慮して乳酸菌とオリゴ糖も配合されています。

また、うさぎの毛並みや元気の維持を意識した栄養設計で、アミノ酸やビタミンA・E強化がうたわれています。

原材料の詳細も、牧草(チモシー/アルファルファ)や豆類、野菜類などを中心に構成されていて、構成としてはモルモット用のペレットと大きな違いはありません。

ただ、注意したいポイントとしては、モルモット用のペレットと異なりビタミンCの含有量が少ないため、ビタミンCは他の食事で補う必要があります。

ちなみに筆者は、2か所の動物病院を受診した際に食事内容などの聞き取りをされました。

その際にモルモットに「うさぎのきわみ」を与えていることを伝え、問題ないかを確認しています。どちらの病院の先生からも、モルモットに与えてもまったく問題ないとの答えをもらっています。

ただ、前述したようにビタミンCだけは含有量が少ないようなので、そこには気を付けるように指導されています。

「うさぎのきわみ」はこんなモルにおすすめ

「うさぎのきわみ」は、牧草はしっかり食べるのにペレットだけ残してしまうモルモットや、いくつかの銘柄を試しても食いつきが悪いモルモットに対して、お試しで与えてみる価値があるといえるでしょう。

材料に小麦粉が含まれていないので、穀類やでん粉が多い配合にやや不安がある場合や、お腹や体型のことも意識しながら主食を選びたいモルちゃんには、相性の良いペレットだと感じます。

また、国産の主食ペレットを探している方にとっても、「まず一度試してみる候補」として挙げやすいフードです。

食いつきの悩みは個体差が大きいからこそ、選択肢の幅を広げておくことは飼い主さんの安心につながるのではないでしょうか。

  • 牧草は食べるのにペレットを残しがち
  • いくつか試したが食いつきが改善しない
  • 穀類・でん粉が多い配合が気になっている
  • お腹や体型のことも考えたフード選びをしたい
  • 国産の主食ペレットを探している

「うさぎのきわみ」のデメリット

ここまで、ハイペット株式会社の「うさぎのきわみ」を褒め続けてきましたが、この商品にも当然、欠点は存在します。

それは、他のペレットに比べて価格が高い点と、モルモットの主食として与えるにはビタミンCの含有量が少なめな点です。

ビタミンCに関しては、「うさぎのきわみ」をペレット切り替えのきっかけ(入り口)として使いつつ、不足分をモルモット専用ペレットやビタミン剤、野菜で補えば解決します。しかし、価格については悩ましいのが正直なところです。

前述の通り、「うさぎのきわみ」は内容量850gで、メーカー希望小売価格は2,640円(税込)です。

ホームセンターの実勢価格でも2,400円ほどしますが、筆者宅で購入しているモルモット専用ペレットは600g入りで980円ほど。

グラム単価で比較するとどうしても割高に感じてしまい、お試しで手を出すのをためらってしまう金額です。

ただ稀に、Amazonや楽天市場にて1,800円前後で販売されていることがあるので、安くなっているタイミングを狙ってみるのも良いかもしれません。

よくあるQ&A

モルモットの食事は、牧草だけじゃダメ?

牧草は最重要ですが、ペレットは栄養の保険として役立つことがあります。
食べムラが強い子ほど、「食べてくれるペレット」を見つける価値は大きいです。

シニアでも使える?

「うさぎのきわみ」はオールステージ設計のペレットです。ただし持病や体重管理が必要な子は、量を獣医師と相談しながら与えましょう。

まとめ

この記事では、筆者イチ押しのペレット、ハイペット株式会社の「うさぎのきわみ」について紹介してきました。

筆者が飼育してきたモルモットやうさぎは、ペレットに飽きて食べなくなることが度々ありますが、「うさぎのきわみ」だけは飽きることなく食べてくれます。

実は、モルモットがペレットを食べなくなることは、それほど珍しいことではありません。

香りや食感の好み、切り替えのタイミング、おやつや副菜の量、そして体調や季節の変化など、食いつきが落ちる理由は意外と多岐にわたります。

だからこそ、「食べない=飼い主の失敗」と思い詰める必要はありません。

大切なのは、牧草中心という基本を守りながら、その子の性格や嗜好に合った「受け皿」をいくつか持っておくことです。

「うさぎのきわみ」は、チモシーベースで穀類・でん粉不使用という特徴を持ち、モルモットのペレット拒否に悩む飼い主さんが、一度試してみる価値のある商品だと感じます。

特に、いつものカリカリに飽きてしまった子や、香りや感触の違いに敏感な子にとっては、思わぬ突破口になることがあります。

ちなみに、モルモットはビタミンCの観点から専用ペレットを軸にするのが望ましいのですが、我が家のように獣医師へ確認したうえで取り入れる形なら、ペレット拒否の改善に活用しやすいといえます。

モルモットがペレットを食べなくなると不安になってしまいますが、焦らずに少しずつ工夫をしながら、その子が「これなら食べる」と思える主食に出会えるまで、いくつかの可能性を試してみてください。

この記事が、モルモットのペレット拒否に悩むモル飼いさんのヒントになれば幸いです。

モルちゃんやうさぎに「うさぎのきわみ」を与える際は、健康状態に気を配りつつ、自己責任でお願いします。

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