デグーのケージで悩んでいませんか?
「もっと広いケージにしてあげたいけれど、買い替えるとお金がかかる…」と悩んでいる飼い主さんは多いのではないでしょうか。
デグーは人間の子供2~3歳程度の知能を持つと言われるほど賢く、運動量も豊富な動物です。
そのため、生活の基本であるケージが狭かったり、遊べる要素が少なかったりすると、ストレスを感じてしまいます。
実は我が家のデグー「もなか」も、ショップで勧められたケージを使っていたのですが、最近なんだか退屈そうにしていました。
新しく大型のケージを買ってあげたいのですが、我が家は最近、エアコンを新調したばかりで金銭的な余裕がありません。
「お金がないなら、作ればいい!」思い立ったが吉日。
早速ダイソーに向かい、100均の材料だけでケージを広々と改造してみました。ケージの広さでお悩みの方のヒントになれば幸いです!
デグーのケージは広い方がいい?適切な大きさと高さが必要な理由
デグーに大きなケージが必要な最大の理由は、「圧倒的な運動量」と「高い知能」にあります。
野生のデグーはアンデス山脈の岩場を駆け回って生活しているため、平面の移動だけでなく、ピョンピョンと飛び跳ねる上下運動がとても大好きです。
小さなケージに閉じ込めてしまうと、運動不足になるのはもちろん、賢いがゆえに「退屈」という強いストレスを感じてしまいます。
ストレスが溜まると、ケージの金網をガジガジと噛み続ける「金網かじり」などの問題行動につながることも少なくありません。
だからこそ、上下運動のためにステップをいくつか設置しても窮屈にならない広さと高さのケージを用意してあげることは、デグーが心身ともに健康で長生きするためにとても大切なポイントになるのです。
一般的にデグーのケージは、幅40cm×奥行40cm×高さ60cm以上が適正サイズとなります。もなかのケージは、高さが45㎝ほどしかなく縦方向の余裕がありません。高さ不足が災いして回し車とハンモックくらいしか遊び道具が設置できない点も問題と言えます。
100均(ダイソー)のワイヤーネットでデグーのケージを増設・改造!
デグーのケージの改造は100均の材料だけでも十分に可能です。
我が家でもダイソーで購入したワイヤーネットと結束バンドを使って、遊び場スペースの増設を行いました。
実際に完成したのがこちらの写真です。

どうしても手作り感が出てしまうので、見栄えはイマイチですが、目的だった縦方向のスペースは十分確保できたと思っています。
既製品の大きなケージに買い替えるとなると、数千円から一万円以上の出費になりますし、今あるケージを処分する手間もかかります。
今は、スペースが広がっただけなのですが、少しずつ階段や梯子、ステップなどを増設していく予定です。
ちなみに、写真の黒いワイヤーネットの部分が増設部分なのですが、この方法で同じスペースをもう一段くらいなら増設することが可能なので、様子を見ながら調整したいと考えています。
【費用は1980円】ダイソーで揃うケージ自作・増設の材料一覧
今回ケージの増設にあたって、ダイソーで調達した材料はとてもシンプルです。
使用した材料は「ワイヤーネット」と「結束バンド」の2つだけ。ベースになるケージに合わせたサイズのワイヤーネットを準備しましょう。
あとで、理由を説明しますがワイヤーネットは各2枚ずつ用意することをおすすめします。
我が家の場合は、62㎝×29.5㎝サイズ(200円)を5枚、44㎝×29.5㎝(100円)を4枚、そして40本入りの結束バンド(100円)を2袋、PPシート(100円)を1枚、両面テープ(100円)1個を購入しました。

PPシートの写真を撮り忘れました💧PPシートは、ポリプロピレンのシートでAmazonでも購入できますが、100均なら1枚110円で購入できます。あと、結束バンドは1袋で十分、両面テープ1個はなくても良かったです。
費用は全部合わせて1800円で新しいケージを買うことを思えば、かなりお財布に優しいDIYとなっています。
もし「結束バンドで留めるのは見た目がちょっと…」という方は、下の写真のような100均で売られているワイヤーネット専用の連結ジョイントを使うのもおすすめです。
組み立てがさらに簡単になり、見た目もスッキリ仕上がります。

結束バンドのカットなどに!ケージ改造にあると便利な道具
こちらは、ケージ作成時に使用した道具です。
元々、家にあったものなので今回は特に出費はありません。ただ、すべて過去に100均で購入した道具になります。
ワイヤーネットを結束バンドでまとめてケージを作るだけなら、結束バンドの処理をする際にハサミかニッパーがあれば十分です。
後で紹介しますが、今回は2階の床部分を作り、そこに入り口を開けたかったのでペンチと金ヤスリを使用しました。
また、床板として利用したPPシートをカットするのにカッターを使用したのですが、正直、ハサミでカットした方が楽で速かったです。
自宅にない場合は、必要に応じて道具も100均で揃えると良いでしょう。

私が、写真の道具を購入したのはかなり前なので、今は値段が変わっている可能性があります。特にペンチは100円ではないかもしれないです。
かじり・脱走に注意!100均ケージ改造・自作時の安全対策
100均アイテムを使用してケージの改造を行う際に一番気をつけたいのが「安全性」になります。
デグーを飼育している人は知っていると思いますが、彼らはなんでもかじるのが大好きな動物なのでしっかり対策しましょう。
まず一番のポイントは「すき間からの脱走防止」です。100均のワイヤーネットはマス目が大きく、小さなデグーは簡単にすり抜けてしまいます。
そこで、対策として同じサイズのワイヤーネットを2枚重ねて少しずらして固定すると、マス目を小さくすることが可能です。
ここで先ほどおすすめした「同じサイズのワイヤーネットを2枚ずつ購入する」が活きてくるわけです。

次に「結束バンドの誤飲防止」も重要です。結束バンドを処理せずに放置すると、ケージ内に飛び出たバンドをかじる恐れがあります。
そのため、固定し終わった結束バンドは切れ端をギリギリまで短くカットし、留め具の部分が必ず「ケージの外側」に向くようにすると安全性が高まります。
ちょっとした工夫ですが、大切なデグーの命を守るためには絶対に欠かせないポイントです。
また、今回は、元々のケージの天井部分にワイヤーをカットして入り口を作った2階を作成したのですが、カットしたワイヤーの出っ張りを綺麗にしてデグーが怪我をしないようにしてあげてください。



カットしただけだと尖ったワイヤーが飛び出た状態で非常に危険です。金ヤスリで滑らかに加工しておくと、デグーが怪我をする危険を大きく減らせます。

今回の私と同じようにワイヤーネットを2階部分の床として使用する場合は、ネットのままでは危険なのでPPシートやアクリル板などを敷いてあげると安全性が増します。
ただ、デグーの性格によってはPPシートを齧ってしまう危険があるので、ご自宅の子の性格を把握したうえで場合によっては薄い板を敷く方法も有効です。
ワイヤーネットの上に設置する物もできれば角を落としておくと良いでしょう。

最後に使用する材料が100均のものであること自体の危険にも注意しておく必要があります。
値段が安いだけあって生産国は日本ではありません。
そのためデグーが齧った場合100%安全という保障はないことを理解して、自己責任で材料を使用することになる点に注意してください。
ペット用品の自作は、心配し過ぎてもし過ぎることはありません。”バリ”や角は可能な限り無くしていきましょう。ちなみにうちのもなかは、早速ワイヤーネットを齧りました。切ないです💧
増設後のレイアウトとデグー(もなか)の反応
組み立て自体はとても簡単で、既存のケージの上にワイヤーネットを組み合わせて、結束バンドでしっかりと固定していくだけです。
私は、ワイヤーネットを連結してケージを作成して、既存のケージの上に増設しただけですが、増設部分の一部を扉のように開閉できるようにすると毎日のお世話がしやすくなります。

同じサイズのワイヤーネットを少しずらして結束バンドで固定する。(同じ作業を4か所分作成)

固定したワイヤーネット同士を結束バンドで連結してサークルを作る。

元々のケージの上にワイヤーネットとPPシートを設置して2階部分の床をつくる。

元のケージの上に増設部分をのせて結束バンドで固定して、最後に、天井部を付けて完成。
今回、なぜかサイズを図り間違えていたため、増設部分の奥行きが元のケージより10㎝くらい長くなってしまったので、飛び出る場所を曲げて対応しています。
増設後のレイアウトとデグー(もなか)の反応
完成したケージにもなかを入れてみたところ、最初は見慣れない空間があることに少し戸惑っているようでした。
しかし、すぐに興味津々で2階に登り探検を始めました。今ではすっかりお気に入りの場所になったようです。
楽しそうに登ったり降りたりしている姿を見ると、「作ってよかった!」と心から思えます。
アイデア次第で、デグーも人間も満足できる快適な遊び場は作れます。ケージの広さでお悩みの方は、ぜひ休日のDIYで試してみてください!


当初は、給水のペットボトルを足場にして2階に登ってもらう予定でしたが、降りづらい様子だったのでハンモックを足場に変更しました。昇り降りがスムーズになったのでひと安心です。将来的には階段を設置してあげたいです。ちなみに、写真にある梯子は長さ不足で階段にはなりませんでした。残念💧
自作(DIY)が不安な方へ!デグーにおすすめの市販大型ケージ
ここまで100均アイテムを使ったDIYをご紹介しましたが、「やっぱり自分で作るのは強度が心配」「手作り感を出さずにおしゃれなケージにしたい」という方もいらっしゃると思います。
そんな方には、思い切って市販の大型ケージに買い替えるのも一つの手です。
デグー飼い主さんの間で圧倒的な人気を誇るのが、「SANKO(サンコー) イージーホーム」シリーズです。
特に「イージーホーム40ハイ」や「80ハイ」といった高さのあるタイプは、デグーの上下運動にぴったり!
引き出し式のトレイで毎日のトイレ掃除が劇的にラクになるのも嬉しいポイントです。
初期費用はかかってしまいますが、専用品ならではの安全性と見栄えの良さは間違いありません。
ご自身のお財布事情やDIYへのモチベーションに合わせて、100均改造と市販品、どちらが今の飼育スタイルに合っているか検討してみてください。
もし、デグーが2デグ以上いる場合は、80ハイの方が余裕があっておすすめです。
まとめ:100均DIYでデグーに広くて快適なケージ空間を作ろう!
今回は、100均の材料を使ったデグー用ケージの改造・増設についてご紹介しました。
「新しいケージを買ってあげたいけれど、今はお財布が厳しい!」という事情から思い立ったDIYでした。
結果的に、もなかの遊び場を大きく広げることができて大満足しています。
自作するうえで一番大切なのは、ワイヤーネットの2枚重ねや結束バンドの処理など、デグーの安全を第一に考えることです。
そこさえしっかり対策すれば、少ない予算でもペットのストレスをグッと減らしてあげられます。
もちろん、予算に余裕がある場合やDIYが不安な方は、最初から市販の優秀な大型ケージを選ぶのも大正解!
この記事が、デグーのケージ環境で悩んでいる飼い主さんの参考になれば嬉しいです。
ぜひ、ご家庭に合った方法で、デグーちゃんがのびのびと暮らせる楽しい空間を作ってあげてください。
増設したスペースはすっかり、もなかのお気に入りになりました♪喜んでくれる姿を見ているとこちらも嬉しくなります。